【注意喚起】「【APLUSCARD】ご利用確認のお願い」、「【重要】新生銀行カード 本人確認のお知らせ」などというタイトルのフィッシングメールにご注意！ 21.04.16  （更新: 22.01.25）

新生銀行グループ「アプラス」からのメールを装う、下記のフィッシングメール（迷惑メール）が確認されました。

メールの件名は
「【APLUSCARD】ご利用確認のお願い」
「【NETstationAPLUS】ご利用確認のお願い」
「＜重要＞【APLUS】ご利用確認のお願い」
「【アプラス】ご利用確認のお願い」
「【アプラス】【新生銀行】ご利用確認のお願い」
「【重要なお知らせ】新生銀行カードご利用確認」
「【重要】新生銀行カード 本人確認のお知らせ」
「【重要】NETstetionAPLUSから緊急のご連絡」
「【重要】 Ａplusから緊急のご連絡」
などとなっています。

差出人は、
「"APLUS" <netstation@aplus.co.jp>」
「"netstation" <netstation@aplus.co.jp>」
「"NETstation" <postmaster@aplus.co.jp>」
「"netstation@aplus.co.jp" <netstation@aplus.co.jp>」
「"APLUS" <info@aplus.co.jp>」
「"APLUS" <myinfo@aplus.co.jp>」
「株式会社アプラス <info@aplus.co.jp>」
「"NETstation*APLUS" <info@aplus.co.jp>」
などとなっており、実際の新生銀行グループ「アプラス」のサービスサイトドメイン「aplus.co.jp」と同じになっています。
（※差出人は偽装されており、もちろん新生銀行グループから送信されたメールではありません。）

他にも、下記のような件名、差出人が確認されています。

本文は、新生銀行カードが不正に使用されたかのような、不安を煽る内容となっています。

中ほどの「ご利用確認はこちら」リンクや下部のテキストリンクなどをクリックすると、

https://aplus.nvclive.com
https://netstation2-aplus-co-jp.liaoyingpeng.top
https://netstation2-aplus-co-jp.oursmartcontract.top
https://netstation2-aplus-co-jp.xiaorentongxue.top
https://netstation2-aplus-co-jp.jiguangheng.top
https://netstation2-aplus-co-jp.lindeming.top
https://netstation2-aplus-co-jp.rabbityang.top
https://netstetion2.alpus.co.jp.wbscw.com
https://alpus.tjdlhs.com
https://alpus.emilyfm.com
https://alpus.ekshit.com
https://alpus.co.jp.wanbmw.com
https://www2.netstation-aplcuos.com/login.html
https://www.aplus-jp.cn/login.html

などというURLで、本物そっくりのフィッシングサイトに誘導されますので、絶対にクリックしないようご注意ください。

「アプラス」のサービスサイトのURLは「https://www.aplus.co.jp/」で、ドメイン部分は「aplus.co.jp」、
フィッシングサイトの方は、

nvclive.com
liaoyingpeng.top
oursmartcontract.top
xiaorentongxue.top
jiguangheng.top
lindeming.top
rabbityang.top
wbscw.com
tjdlhs.com
emilyfm.com
ekshit.com
wanbmw.com
netstation-aplcuos.com
aplus-jp.cn

などという、不審な中国ドメイン「～.cn」や全く関係のないドメインになっています。

本文は下記です。
複数のパターンが確認されています。

本文内のリンク設定は削除しています。

本文は明らかにおかしい箇所は見当たりませんが最後の「注意事項」の箇所、
「～によっては電話で連絡する場合も～」
と少し敬語がおかしい箇所があったり、
「～※カードの個人情報によっては～」
「～※正確な情報は必ず記入～」
と意味が分からない表現があります。

下記のパターンも確認されています。

本文内のリンク設定は削除しています。

本文は全文テキストにピンク色の背景が設定され、違和感があります。
文章自体は明らかにおかしい箇所は見当たりませんが、 「～不正利用監視シス_テム～」
「～いただきたいお_取引が～」
「～ご利用を一部制_限～」
「～ご利用確認にご協力_を～」
「～継続されること_も～」
「～～」
と所々、不自然に半角スペースが入っています。

同じような内容で下記のようなシンプルなパターンも確認されています。

内容は同じですが、冒頭の始まりと、テキストリンク以下の署名部分がありません。

下記のパターンも確認されています。

本文内のリンク設定は削除しています。

本文は、
「システムは取引リクエストを受け取りました。～」
「～ご利用されていることを確認するために、このカードの利用を停止し、～」
「～コンテンツにアクセスして～」
と、かなり違和感のある日本語文章となっています。

下記のパターンも確認されています。

本文内のリンク設定は削除しています。

【新生銀行カード】利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。

つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら

ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。
──────────────────────────────────
■発行者■
株式会社アプラス
東京都港区南青山5-1-22
──────────────────────────────────
※本メールは送信専用です。
※本メールは「NETstation*APLUS」にメールアドレスをご登録いただいた方にお送りしています。

本文は文脈が少し変な感じですが、全体的にかなり自然な文章にも見えます。

下記のパターンも確認されています。

本文内のリンク設定は削除しています。

新生銀行カード利用確認
新生銀行カード利用いただき、ありがとうございます。
このたび、ご本人様のご利用かどうかを確認させていただきたいお取引がありましたので、誠に勝手ながら、カードのご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。
つきましては、以下へアクセスの上、カードのご利用確認にご協力をお願い致します。
お客様にはご迷惑、ご心配をお掛けし、誠に申し訳ございません。
何卒ご理解いただきたくお願い申しあげます。
ご回答をいただけない場合、カードのご利用制限が継続されることもございますので、予めご了承下さい。

■ご利用確認はこちら
https://www.aplus-jp.cn/

---

弊社は、インターネット上の不正行為の防止・抑制の観点からサイトとしての信頼性・正当性を高めるため、
大変お手数ではございますが、下記ＵＲＬからログインいただき、
https://www.aplus-jp.cn/login.html
ご不便とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんが、
何とぞご理解賜りたくお願い申しあげます。

---

> ■担当部署：株式会社アプラス　お客さま相談室

>〒105-0011
> 住所：大阪府吹田市豊津町９番１号　パシフィックマークス江坂
> 電話番号：0570-001-770
>月～金(土日祝・年末年始休)
> 受付時間／9：30～17：30
> 責任者：個人情報管理責任者（個人情報管理室管掌役員）
> 新生銀行カードでは、お客さまの個人情報を適切に保護するため、その取り扱いにつきましては細心の注意を払っています。
> https://www.aplus-jp.cn/login.html
> ■本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。(23671)

本文中のリンクアドレスのドメイン「.cn」は中国のドメインとなっており不自然です。

前文に「カードのご利用確認にご協力～」とあるにも関わらず、本文中ほどには、
「～ご回答をいただけない場合、～」
と文脈が少し変です。

更に、
「～サイトとしての信頼性・正当性を高めるため、大変お手数ではございますが、下記ＵＲＬからログインいただき、」
と違和感のある日本語で、最後は突然文章が終わっています。

くれぐれも本文中のリンクアドレスやテキストリンクなどはクリックしないようご注意ください。

【参考】

フィッシングメールを受信しない、詐欺サイトを表示させないようにするには、
こちら で紹介している、ネット上のあらゆる脅威から守ってくれるオンラインセキュリティソフトがオススメです。